たかさんの書斎

四季折々の花たちと共に

2009年06月

室温26℃湿度70%気圧997mbの朝 雨

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ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよう
雨の音で目が覚めてしまった
昨夜から降って居たのだが、朝になって強くなったようだ
涼しいと言う感じではないね
このまま降るようならもう少し温度が下がるのではないかな
過しやすいかも知れない


ガウラです
直径2センチほどの小さい花で、和名を山桃草(やまももそう)と言います
白い花なのに山桃草? おまけにあかばな科?
山桃草の和名は桃色の花が咲くことから名づけられたのです
原産は北米辺りからメキシコにかけてで、10種程度が分布しているそうです
花の姿があたかも蝶が舞っているような優雅さですね
そんなところから白花の方は白蝶草(はくちょうそう)と名付けられました
白い蝶が舞い遊んでいる様に見えませんか
それ以来、ピンクの方は山桃草、白い方は白蝶草と呼ばれています
同じ種の花に二つの名前
日本人の感性が感じられますね
英語でしたらガウラですべて片付けてしまうでしょうからね
日本語が外国人にとって難しいのはこんなところかもしれません
原則的に植物名はカタカナで書くのだが、これも良し悪しだね
ハクチョウソウとカタカナで書くと白鳥草の字が浮かんでしまいませんか

二枚目は改良種のマーヤコンパクトピンクです
スッキリ伸びた立ち姿が特徴です
背も余り高くならず鉢物には最適
タグには、耐寒性もアップし北海道でも越冬可能と書いてある
11月頃まで、咲いているはずはずなので、鉢を見たらお買い得かも

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室温24℃湿度72%気圧998mbの朝 曇り

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ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよう
あれ~~今日は雨じゃなかったか
空はかなり明るい
晴れそうな空模様
気温は一気に下がったね
室温で24度 かなり涼しい
明け方に布団を掛けたからね


今日の花は 鼠黐(ねずみもち)です
もくせい科いぼたのき属
愛らしい清楚な花でしょう? いま真っ盛り 香りも良い
名前の由来は葉がモチノキに似ているところからと言われています
では何故ネズミなのでしょうか
11月頃ねずみのフンのような実をつけるからなのです
それでこんな名が付いてしまいました
珠椿(たまつばき)なんて言う良い別名もあるんですが、ネズミノフンとかネズミノコマクラ(小枕)などとネズミから離れられない
ところが、この実は薬として使われます
女貞子・・・|||-_||| 貞子!~~~
おんなさだこでは無く「じょていし」と読んでください
果実を乾燥したものを、強壮、肝腎を補うのに用うるとあります
また、この実で作ったコーヒーを呑んでいると毛が生えるとも・・・
無料で「なんとやら21」と同じ効果があるらしい
その出毛率は96%だとか(これはウソです)
とにかくなかなかありがたい植物
当然のことながら毛に上下の差別はない
誰かやってみてくれ
今日も毛の話になってしまった 続きを読む

室温27℃湿度63%kiatu 997mbの朝 曇り

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ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよう
昨日は暑かったね
今朝は曇り
これだけで涼しく感じる
予報によれば30度に届かないそうだがどうかな


花は下野(しもつけ)です
下野の国(今の栃木県辺り)で発見されたので「しもつけ」になった、
あるいは下野の国に多く自生していたからとも言われています
いずれにせよ平安時代には「しもつけ」の名はかなり広まっていたとされる
ばら科しもつけ属の落葉低木(下野草もあり、こちらは草本なので区別しましょう)
わが国のほとんどの地域、および朝鮮半島辺りに自生しています
野生種は半球型になり、手毬(てまり)を半分にしたような形が愛らしい
花色も写真のような濃い紅色、白、淡紅色があり、それぞれに趣きがあります
まれに十一月頃もう一度花を咲かせるものもあるようです
「しもつけ」はもしやして「霜つけ」なのではないか
白花が霜が降ったようなので「霜つけ」ではないのか ←新説??
(ネットで調べていたら新説でもなんでもないことがわかった
同じことを考えている人は多いんだね)

ところで下野はかっては下毛野国(しもつけぬのくに)と呼ばれていたそうだ
下毛野国から「野」をとって下毛国としたが、下毛国ではいかにも印象が悪いため、「毛」を剃って・・・いや間違い・・・「毛」を抜いて・・・ありゃ・・・「毛」の字を取って下野国としたとある
「しもぬくに」じゃなくてこれで「しもつけ」と読ませた ムリがあるなぁ 
下毛と書いても「しもつけ」と読むことがわかった
そうなると栃木は日本の下半身であるってことか 
ったく朝からバカなことを書いちゃって だれだ大笑いしてるのは!! 続きを読む

室温27℃湿度65%気圧999mbの朝 晴れ

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ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよう
暑くて余り良く寝られなかったな
普通は丸くなって寝ている猫が昨夜ばかりは身体を伸ばして寝ていた
猫も暑かったのだろう
空は薄雲 いかにも晴れそう
朝から気温が高いから今日も真夏日になるだろうな


 紫陽花(あじさい)
紫陽花はその色の変化から「七変化」(しちへんげ)とも呼ばれます 
そんなところから花言葉は「移り気」
「あじさい」は「がくあじさい」の変種として推定されていますが、詳細については、いまだ不明です
18世紀にヨーロッパに伝わり、多くの「せいようあじさい」の品種が作出されたそうです
今、目にするのは、ほとんどがこの子孫であると考えられています
園芸種も多数・・・ほとんどと言っても過言ではない

あじさい科あじさい属の落葉低木(エングラーの分類体系では「ユキノシタ科アジサイ属」になっているが、クロンキスト体系ではユキノシタ科の木本類をアジサイ科として分離独立させている 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
「あじさい」の名は「藍色が集まったもの」の意である「あづさい(集真藍)」が訛ったものと言われています
中国では「紫陽花」とは別の花で、日本の学者がこの花に紫陽花の字を当てたところから間違いが始まったと言われています
万葉集では、「安治佐為(あぢさゐ)」と呼ばれ何首か詠まれていますね
今日は平安時代の定家の一首
「あぢさゐの 下葉にすだく蛍をば 四ひらの数の添ふかとぞ見る」(藤原定家)

そして俳人お二人
「紫陽花や 藪(やぶ)を小庭の 別座敷」 松尾芭蕉
「紫陽花の 末一色(すえひといろ)と なりにけり」 小林一茶

このアジサイは有毒植物です
青酸系の毒を含んで居ますので食べたりしないようにして下さい
青酸系では無いという報告もあります
とにかく有毒なので・・・としておきましょう
昨年今頃の時期に付け合せにこの葉を出し食中毒を起こした料理店がありました どうぞご注意を
英語ではHydrangea
中国では「八仙花」または「綉球花」と呼ぶ

一枚目 額紫陽花
これは「隅田の花火」と名付けられたわりと新しい園芸種
ガクが八重なのが面白いですね
小さな花も満開です

二枚目 お多福紫陽花
ふっくらした感じがいいねえ
ネットで調べていたら「渦紫陽花」と言うのが本名らしいのです
「うずあじさい」より「おたふく」の方がそれらしくてスキだな
貝殻の渦のように見えたことかららしいが・・・
アメリカでは「ポップコーンアジサイ」とも呼ばれているそうです

三枚目 白い紫陽花
白いアジサイで名はアナベル
北米産アジサイの仲間で、わりと珍しい品種でした
ところが今年は、これを多く見る
咲き始めはミドリがかっていますが、だんだん真っ白になる
白のアジサイはアントシアニンという花の色の元になっている色素を持っていません
酸性土壌だと青紫にアルカリ性土壌だとピンク系になどと言われますが、どんな土に植えても白のままなのです

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室温25℃湿度71%気圧1000mbの朝 曇り

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ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよう
早起きしてしまった
寝るのも遅かったので余り良く寝ていない
どこかで昼寝しなくては
今日も梅雨の晴れ間で暑くなるそうだ
そうでなくては身体がもたないな
予報では晴れると言っていたけど


ポリジです 
5弁の花びらが星型に咲くのでスタ-フラワ-とも呼ばれます
和名は 瑠璃萵苣(るりちしゃ)、瑠璃苣(るりじさ)
これは花の色からでしょうね もっとも白花もあります
この花 下向きに咲くので撮るのはなかなか難しい
全体に白っぽい毛が生えています
かなりの剛毛で、毛深いのです
ムダ毛のお手入れくらいして欲しいね
逆にツルツルと言うのもイヤだし、まあ程ほどがいいか
今朝はゲストにおいでいただきました
アリさんが一匹・・・・わかるかな
花びらをかじっているが・・・・甘いんだろうか
ご存知ハーブのひとつ
カルシウム、リン、ミネラル成分を含んでいるそうです
若葉はハーブティーやサラダに、花は砂糖漬けなどに利用されます
むらさき科ボラゴ属 原産はヨーロッパ地中海地方 続きを読む

室温26℃湿度72%気圧995mbの朝 曇り

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ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよう
曇りですね
予報では晴れてくるそうだ
そうなると暑くなるね
Tシャツは5枚くらい用意しておこう



今日の書斎の花は立葵(たちあおい)です
あおい科たちあおい属
以前は中国原産と考えられていたが、最近の研究では、トルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との雑種であるとの説が有力となってきた
われわれ素人にとってはどちらでもかまわないけど・・・
歴史的には12世紀頃の十字軍が、シリアからこの花を持ち帰ったことが記載されている
英語のHollyhock(ホリホック)はどうやらこの辺りからだな
日本には、室町時代に、薬用として渡来したといわれているが、花の見事さから園芸用に様々な品種改良がなされたそうです
また、梅雨の時期から咲き始めるため「梅雨葵」(つゆあおい)の別名があります
この花は下の方のつぼみから咲き出してだんだん上に・・・
そして一番上まで咲く頃梅雨が明け夏が来るそうです
昔の人の季節感なのですが ゆったりした時の流れを感じます
写真の花のつぼみはあとふたつ・・・梅雨明けはもう少し先かな
この花の根は蜀葵根(ショクキコン)として漢方薬(胃腸薬)に使われます

源氏物語の柏木に出てくる「あふひ草」 はどうやらこの花ではないかとされているのだが・・さて


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室温26℃湿度68%気圧990mbの朝 雨

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ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよう
今日も雨
予報だとこれから強くなるそうだ
それにしても26℃も室温があったと言うことは熱帯夜だったのか
湿度は昨日に比べれば低い
台風3号から変化した低気圧が東進中
それも65キロとかなり早い
雨のピークはお昼ころかな

ネジバナです
「もぢずり」なのか「もじずり」なのか
さてどっち?
漢字では「捩摺」と書くようです
「もじずり」で検索すると2400件、「もぢずり」は1600件
どうやら「もじずり」の勝ち・・・そういう問題ではない?
このネジバナを詠ったとされる小倉百人一首
みちのくの しのぶもぢずり・・・
文知摺(文字摺)と書くのが正しいらしい
陸奥国信夫郡特産の摺り染め布のことであるというのがいまや定説
文字がくねって居るような文様だそうな
ネジバナを詠った歌ではないということです
するとこちらが「もぢずり」と言うことらしい
しかしこの花の名が「もじずり」であると言う証拠も出てこない
講談社版「日本大歳時記」によれば、
「文字摺草」とも書くがこの漢字を当てるのは正しくないそうだ
いろいろ調べていたらネジは日本語だったことがわかった・・・おもわぬ発見
螺子、捩子が正しいそうだ
ネジバナは「捩子花」それならひらがなで「ねじばな」で良さそう
なぜネジをカタカナで書くのだろう
実のところいいかげん面倒になってきた
しかしこの花何故ねじれるのだろうか
一説によれば、花がみな一方向に向けば茎が傾くので、花の方で工夫してわざとねじるように花をつけるようになったという説がある
ねじれていないものを見たことも有るぞ
右ねじも左ねじも見たことが在る
らん科ねじばな属 続きを読む
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